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特集 年末・年始に行ってみようか
12月28日更新
伝統行事に合わせて。年末・年始に行ってみようか
師走(春待月 12月)
12月13日「正月事始め」
- すす払い
- 1年に1度、家の煤を払い、内外の掃除をすることをいいます。全国的に12月13日に行われることが多く、まもなく新年を迎えることから、併せて大掃除を行うことも多い年の瀬の行事です。今でも各地の神社で、この行事は残っており、テレビや新聞などでその様子が伝えられる年末の風物詩です。
煤払いのことを、正月迎え、ことはじめ、ええことはじめ、まつならし等と呼ぶ地域もあり、掃除とともにお正月に年神さまをお迎えする、お正月準備のはじめとも言われています。 →→神社本庁公式 「煤払い掲載ページ」
川崎大師(平間寺)のすす払い…2023年12月25日(月)13:30頃〜(13:00大護摩供終了後) 大本堂
新年を前に大本堂の煤払いが行われます。13:00大護摩供終了後、長い竹笹等を使用して大本堂内に積もった1年間の「すす」を払い落とし、新年を迎える準備が整えられます。
煤払い当日の護摩祈祷は、13:00(午後1時)の修行で終了となります。(→→川崎大師公式HP)
12月21日 川崎大師 「納の大師」
今年1年最後のご縁日…空海の忌日が3月21日であることから毎月21日は大師の縁日となっていて、一年最後の縁日は「納めの大師」と呼ばれています。
12月22日「冬至」
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新陳代謝も活発になるので、疲れや痛みもとれ、冷え性にも効果があります。ゆず湯は、日ごとに厳しくなっていく寒さに備えるためのお風呂です。 ぜひお近くの銭湯へお越しください!
- まだ、HPに掲載されていませんが「2023年度版 川崎銭湯カレンダー」には記載されているので・・・・
- ゆず湯の日は、小学生以下のお子様は、保護者同伴にて無料(通常:小学生200円・未就学児100円)で入浴できます。 →→神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合公式WEB →→川崎浴場組合連合会公式WEB
→→神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合 2022年度「ゆず湯」掲載ページ
ゆず湯・・・冬至の日は「ゆず湯」銭湯に行こう!
12月25日「クリスマス」
クリスマスイルミネーション・・・当サイトの前回の特集「特集 イルミネーション・ライトアップ・夜景・明かり」へ
12月26日〜28日「正月飾り」
正月飾りとは、その年の歳神様を迎えるための目印であり、神様に滞在していただく「依り代(よりしろ)」といわれています。「門松(松飾り)」「しめ縄」「鏡もち」が代表的です。
本来、12/13(正月事始め)から、松の内まで飾るそうですが、最近は12/26くらいから飾る家庭が多いようです。ただ、昔から29日(二重苦)と31日(一夜飾り)は避ける習わしです。また、「松の内」が過ぎたら片付けます。以前はどんど焼きでお焚きあげしている地域も多かったのですが、どんど焼き自体がなくなったり、プラスチック等が飾られている事が多いので、塩で清めてごみとは別の袋に入れて出したいものです。
- くろかわしめ縄飾り作り
- 川崎市黒川青少年野外活動センター
- 申し込み受付終了
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体験講座 わら細工「しめ縄(たまかざり)」
- 日本民家園 申し込み受付終了
- 薬研堀不動尊納めの歳の市
- 東京の日本橋なのですが、「平間寺 東京別院」なので特別掲載
- 江戸時代は各地で歳の市が行われましたが、その最後を飾ったのが薬研堀でした。今現在も残るのは、浅草の羽子板市と薬研堀不動尊の歳の市だけとなっています。
- 11〜16時に、注連飾りなど正月用品を販売.。地元商店会主催の大出庫市も併催され、衣料品や靴、日用雑貨が格安で売り出されます。
→→中央区オフィシャル観光ガイド
神明大神の祭事「おびしゃ」
〇大きなしめ縄をより、神社に奉納する新年の伝統行事がおこなわれている。(下記:1月7日・8日の記事参照)
年末年始の買い物 NEW
- 川崎市南部市場(川崎幸市場)『歳末いちばいち』
・12月29日、30日の2日間 7:00から(青果販売は8:00から)
・一般開放 なくなり次第終了(午前中)
・水産棟、関連棟、青果売場、花売場にて年末年始商材の販売
→→川崎幸市場公式 - 川崎市北部市場
・年内30日まで営業
・29日(金)30日(土)無料送迎バスを運行!
運行ルート:北部市場→新ゆりグリーンタウンさつき街区→アカシア街区→けやき街区→北部市場
→→北部市場公式
12月31日「大晦日 除夜の鐘」
梵鐘の音には苦しみや悩みを断ち切る力があると言われています。除夜の鐘は、怒りや苦しみ・欲望など、人間の108個の煩悩を払い、つくことで新しい気持ちで新年を迎えると言われています。
戦時中には多くの寺の梵鐘が武器の材料として集められ溶かされました。川崎では江戸時代に作られた梵鐘は3つしか現存していないと言われています。
- 川崎区
- 川崎大師(平間寺)(江戸時代に鋳造された3つの鐘楼のうちの一つか?)
除夜の鐘の一般参加は不可(見学のみ) - 教安寺(江戸時代に鋳造された川崎に残っている3つの鐘楼のうちの一つ)
- 幸区
- 平間山 稱名寺
午後11:45頃から 除夜の鐘 (終了は午前1時頃)
受付時間 31日 午後11:15〜45 一打500円以上 - 寿福寺
昨年:22時?:法要 、 22時30分?:一般参詣者鐘撞き開始
今年の詳細未発表
- 中原区
- 龍宿山 西明寺
- 今年も先着順で鐘つきできるか?
- 高津区
- 西明寺
午後11時30分頃から、先着108人、奉納料1千円
今年の詳細未発表 - 増福寺
受付は午後10時?元日午前0時まで。無料。
今年の詳細未発表 - 蓮花寺
午後11時40分?元日午前1時まで。奉納料は賽銭で。
毎年、日本でいちばん早い元旦朝市を開催。今年の詳細は未発表
- 宮前区
- 威徳山影向寺(稲毛薬師)
招福の鐘献打会(令和元年より時間を昼間に変更して実施している)
午後1時 法要開始 午後1時30分 鐘つき開始 (鐘108回で終了)
老若男女誰でも参加可能。
詳細未発表 - 泉福寺
午後11時から午前1時
今年の詳細未発表
- 多摩区
- 長尾山薬王院妙楽寺
除夜の鐘の整理券108枚
12月16日午前9時〜整理券配布 先着108組 - 春秋苑
鐘打受付…12月31日23:00〜1月1日1:00
1打1000円(記念の品あり) 無料送迎バスあり →→ 春秋苑公式
- 麻生区
- 南嶺山香林寺
ご来山の方に鐘をついていただき、干支のお守りを差し上げております。
今年の詳細未発表 - 潮音寺
今年の詳細未発表 ※最新の情報をお調べになってお出かけください。
睦月(初春月 1月)
1月1日「初日の出」
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初日の出
- 川崎港(かわさきマリエン)で見る初日の出 申し込み受付終了
〇12月29日〜1月3日 休館
参考:川崎マリエン(緯度:35.49 / 経度:139.76)展望室は地上51m 2024年初日の出は6時48分30秒 - 桝形山展望台で見る初日の出…新型コロナ感染拡大するまで、実施していた。
2020年は、5時30分~17時まで開放だった。(生田緑地公式Xより) 来年は特別開放があるかどうか要注目です。(12/28現在広報なし)
参考:桝形山展望台(緯度:35.61 / 経度:139.56)展望室は地上84m+α 2024年初日の出は6時49分09秒 - 浮島町公園(川崎区市民健康の森)…川崎市で最東部の公園
多摩川の対岸に羽田空港があり、飛行機の離着陸を間近で見ながら初日の出を楽しめます。
駐車場なし。
参考:浮島町公園(緯度:35.52 / 経度:139.78)地上3mとして 2024年初日の出は6時49分34秒 - 東扇島東公園…海ほたるやアクアラインと一緒に初日の出
人工海浜やわんわん広場もあります。
駐車場有
参考:東扇島東公園(緯度:35.50 / 経度:139.77)地上3mとして 2024年初日の出は6時49分33秒
※ 初日の出の時刻は、CASIOの「keisan」サイトで計算しました。
1月1日〜「初詣」
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個性的な寺社を紹介します。ここに行ってみては・・・
- 金剛山 金乗院 平間寺(川崎大師)
川崎で参拝数が一番多い
待ち時間は2時間を超えることもしばしば。混雑は覚悟して川崎大師へ。 - 威徳山 月光院 影向寺(稲毛薬師)
川崎市最古の寺(白鳳時代末期(7世紀末)にまで遡ることが確実)
→→影向寺(川崎市教育委員会公式) →→国史跡橘樹官衙遺跡群(教育委員会公式) - 南嶺山 香林寺
日本でいちばん新しい五重塔(1987年に建立)が建立されています。 →→香林寺公式 - 天照皇大神
夢見ヶ崎動物公園内(西奥)
初詣の後は公園内の動物に会いにいけます。( 開園:9:00〜 年中無休 無料)→→夢見ヶ崎動物公園公式 - 日枝大神社
サンリオキャラクター御守 発祥の地(→→日枝大神社公式) - 春秋苑
1月1日に盛りだくさん:紅白餅まき、餅つき、お年玉抽選会、新春コンサート →→春秋苑公式
1月1日〜1月7日「七福神めぐり」「七福神詣で」 NEW
七福神めぐりとは、7柱の神様がそれぞれ祀られている寺社を巡ることを言います。
福徳をもたらす神さまを「福神」といい、普通は恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人の七神があてられます。
大黒天は財福の神様、毘沙門天は勝運・勇気の神様、恵比寿尊は農業・漁業・商業の神様、布袋尊は和合(子宝、良縁)の神様、福禄寿は幸福・財宝・健康の神様、寿老人は長寿の神様、そして弁財天は芸術・学業の神様として信仰されています。
- 川崎七福神
- 川崎七福神の各お寺は、中原区にあります。
- 1月1日から7日まで御開帳しています。
- 専用の色紙を購入し、各寺院にて御朱印を押していただきながら、七寺院を巡ります。 詳細はこちら →→歴史と緑の散策マップ「6 七福神巡り」 →→川崎七福神会公式HP
- 武州稲毛七福神
- 麻生区・多摩区にあるお寺を巡ります。
- 1月1日から1月3日まで御開帳しています。
麻生観光協会の「武州稲毛七福神をめぐる」に申し込めれば1月4日にいけます。募集終了 - 専用の色紙を購入し、各寺院にて御朱印を押していただきながら、六寺院(弁財天と寿老人は同一寺)を巡ります。 詳細はこちら →→麻生観桜協会公式「武州稲毛七福神をめぐる 令和6年1月4日」
- 医王寺
- 川崎区旭町にあるお寺。ここにある池を巡ります。
- 池の周囲には七福神が配置されており、一か所で七福神巡りが出来てしまいます。
- 御開帳・御朱印等は未確認
1月7日「七草の節句(人日の節句)」
- 七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれており、古来より身体を邪気から守るための行事食として親しまれてきました。出典:農林水産省HP「七草がゆ」とは
- 焼き餅入りの七草粥を提供(1000食 なくなり次第終了)
- 日時:令和6年1月7日(日)
- 場所:麻生区役所前広場
- 10時半から整理券配布
- お正月遊びも体験できます →→麻生区公式 掲載ページ
「あさお古風七草粥の会」を開催(麻生区文化協会)
→→川崎・麻生観光協会公式
- 例年七草がゆをふるまっている
- 若宮八幡宮(川崎区)
→→2023年1月1日 「若宮八幡宮で七草がゆ」(タウンニュース)
→→大師河原総鎮守若宮八幡宮と境内社金山神社(通称かなまら様)の公式X
1月7日・8日「オビシャ神事」
- 「オビシャ」 NEW
正月に徒歩で弓を射て、その結果で1年の豊凶を占う神事。オビシャはビシャとかブシャなどともいわれ「歩射」「奉射」「武社」「毘舎」などの文字が当てられている。
詳しく知りたい方は・・・
→→神奈川県立歴史博物館研究報告「オビシャ行事をめぐる諸問題―関東地方における事例を中心に」
- 川崎で弓を射る行事をおこなう神社 NEW
・長尾神社(多摩区)…R6.1.7 「マトー」と呼ばれる五穀豊饒と村内安全を祈る行事。
→→川崎市教育委員会公式「長尾神社の歩射」 →→同「長尾神社射的祭」 →長尾神社公式
・子之神社(多摩区)…R6.1.9 「オマト」と呼び、一年間の豊作と地域の安寧を祈願する。だれでも参加可
→→菅町会公式「菅薬師・子之神社・八雲神社の年始行事のお知らせ」 →→教育委員会公式
・高石神社(麻生区)…1月の第2月曜日。無病息災・五殻豊穣を願う新年の行事。コロナ前は一般参加可
→→高石町会公式「高石神社」の記事一覧(2021が最終) →→川崎市公式「高石神社の流鏑馬」
・白幡八幡大社(宮前区)…八幡講と呼ばれ3月初卯の日に行われます。
→→白幡八幡大社公式「初卯祭」
・日枝神社(中原区)…日枝神社の神事は「歩射祭」ですが、通称「おびしゃ」と呼ばれています。
→→上丸子八幡町町内会公式「丸子山王日枝神社 歩射祭(びしゃ祭)」 →→川崎市公式 - 中丸子の神明大神では、1月7日と8日に五穀豊穣を祈る「オビシャ」と呼ばれる神事が古くから行われます。
矢で的を射る一般的な歩射ではなく、「シメヨリ」と呼ばれる藁で雄シメ・雌シメという一対の大きなしめ縄を作り、神社に奉納する行事です。
→→中丸子神明大神公式
※公式HPに掲載されている「令和6年初詣」のポスターに、おびしゃ祭(しめ縄作り)1月8日午前9時〜の記載あり
→→川崎市公式 掲載ページ →→注連縄研究会 神明大神のオビシャのページ
→→「伝統 しめ縄づくり復活 中原・神明大神で「おびしゃ」 あす3年ぶり」東京新聞 TOKYOWeb 2023年1月6日
1月8日「成人の日」
→→川崎市公式 「二十歳を祝うつどい」(令和6年)掲載ページ1
→→川崎市公式 「二十歳を祝うつどい」(令和6年)掲載ページ2
1月11日〜15日「どんど焼き」
- どんど焼きは「賽の神(せいのかみ、せえのかみ)」とも呼ばれ、子どもたちが家々を回って集めた正月飾りや書初め、古いお札、だるま等を竹、茅、笹、木の枝、藤つる等を積み上げて塔状にしたものに飾り、1月14日の夕方に火をつけて燃やす小正月の行事です。
川崎市公式HPより
- →→谷戸地区(麻生区岡上)のどんど焼き
川井田地区(麻生区岡上)のどんど焼き
上・下地区(川崎市岡上)のどんど焼き (川崎市教育委員会 公式掲載ページ) - →→参考(麻生区町会連合会公式「令和5年どんど焼き一覧」)
〇川崎市地域文化財に指定されたどんど焼き
〇新型コロナ感染拡大防止の観点から、各地で中止されていたどんど焼きが再開されはじめています。
1月28日「麻生不動院 関東納のだるま市」(川崎市無形民俗文化財・川崎市地域文化財)
- 「麻生不動院」のご本尊である不動明王の縁日は毎月28日。
- 一年の最初の縁日である1月28日は「初不動」と呼ばれ、露店などで賑わいます。
- 旧暦で関東地方で行われる最後の市であることから「関東納のだるま市」とも呼ばれています。
「出初式」
- 出初式の起源は江戸時代の火消による出初(でぞめ)・初出(はつで)であり、現代では消防吏員、消防団員などの消防関係者によって行われる。主催については、各市町村ごとや消防本部ごとなど地域によってさまざまである。江戸時代から明治時代にかけては1月4日に行われていたが、現代では1月6日の開催が恒例である。
- 臨港消防署…1/10 10:00〜11:30 東扇島公園
- 川崎消防署…1/6 出初式・消防フェア10:00〜12:00(出初式10:00〜11:00) 川崎競輪場メインスタンド
- 幸消防署 …1/7 第1部(関係者のみ) 第2部(一般見学可)11:00〜
- 中原消防署…1/7 第1部(関係者のみ) 第2部(一般見学可)11:00〜 等々力緑地催し物広場
- 高津消防署…1/7 第1部 13:00〜 、第2部 14:00〜 かながわサイエンスパーク
- 宮前消防署…1/13 10:00〜11:30 川崎市消防訓練センター
- 多摩消防署…1/8 10:00〜11:15 稲田中学校
- 麻生消防署…1/6 10:00〜11:20 麻生水処理センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
※ →→川崎市公式「令和6年川崎市地区消防出初式の開催について」